陀艮の人物像
等級 | 特級呪霊 |
術式 | 名称不明 |
領域展開 | 蕩蘊平線 |
登場巻 | 2 11 12 13巻 |
陀艮とは
陀艮は水の呪いの特級呪霊です。
2巻から登場していましたが渋谷事変まで表に出てくることはありませんでした。
呪胎だったため戦闘力が低かったからでしょう。
物量とタフさが強み
陀艮は特級呪霊らしく非常に高い戦闘力を持っています。
タフさと物量の多さが陀艮の強さの特徴です。
七海は、動きを封じられた陀艮に攻撃したにもかかわずダメージを与えた感触を得られませんでした。
HPがはてしないと七海は言っています。
広い駅構内を2mくらいまで水で一杯にしたり、死累累湧軍の際限なく出てくる式神など物量の多さで敵を圧倒します。
仲間思いの呪霊
偽夏油が陀艮の生得領域を穏やかな領域と言っていることから穏やかな性格だと予想できます。
*生得領域=心の中
また花御が祓われたことに激昂し仲間思いなことがわかります。
陀艮の術式 名称不明
陀艮の術式は名称不明です。
漏瑚や花御と同じく術式名が開示されませんでしたが。
水を扱う術式です。
使った技は2つ。
- 大量の水を具現化。
- 水の防壁
❶大量の水を具現化
球状に圧縮した水を放つ技。
広い駅構内で使用したにも関わらず2m近い高さまで水が満たされました。
伏黒恵が使役している満象も似たような技を使いますが、陀艮の方が出せる量が圧倒的に多いです。
地下など密閉された場所で使えば回避するのは難しいでしょう。
❷水の防壁
水の防壁で防御する技。
この技と同時に大技は使えないようです。
多数の敵と戦うときに便利な技。
もっと技はあるはず。
見れなかったのは残念です。
陀艮の領域展開 蕩蘊平線(たううんへいせん)
陀艮の領域展開は蕩蘊平線。
南国の浜辺を思わせる空間です。
陀艮が領域展開にあわせて使ったのが死累累湧軍(しるるゆうぐん)。
死累累湧軍は海洋生物の式神を使役する技です。
特徴は2つあります。
- 標的に当たるまで存在しない
- 際限なく湧き出る
標的に当たるまで存在しないので防御するのが非常に難しいのにくわえ、際限なく式神が出てくるのです。
領域展開にあわせて使っているので必中効果もついています。
死累累湧軍を使いながら陀艮自身が同時に攻撃に参加できるのも強みです。
禪院直毘人は「落花の情」で死累累湧軍は防げましたが、同時にやってきた陀艮の攻撃は防げませんでした。
陀艮の戦績
陀艮は戦闘前まで呪胎だったので初の戦闘なのかもしれません。
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