呪術廻戦106話、虎杖が何らかの方法で「存在しない記憶」植え付けている可能性が示唆されました。
本記事では「存在しない記憶」について考察していきます。
目次
何がおきた?
まずは東堂、脹相に起きたことを整理します。
相手 | 偽の記憶の内容 | 偽の関係性 |
脹相 | 九相図兄弟+虎杖で楽しくランチ | 兄弟 |
東堂 | 同じ学校生活を過ごした | 親友 |
ここから考えると
脹相と東堂は相手に自分が大事な存在だと思い込ませる洗脳系の術式を受けたのでしょう。
五条にも効く可能性がある強力な術式といえます。
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誰の術式?
おそらく宿儺の術式だと思っています。
虎杖の親族の術式の可能性もありますね。
- 宿儺が術式を使った。
- 虎杖が宿儺の術式を無意識に使った。
- 虎杖の祖父か両親が虎杖に術式をかけていた。
宿儺の術式は切断系!?
宿儺の術式は切断系だと考えられます。
過去の描写をまとめると
- 領域展開のときの描写
- 宿儺が魂を分割できている
切断の術式を反転させることで「接続」する効果を持つことが考えられます。
切断⇆接続ということです。
偽の記憶を相手に「接続」でき、洗脳に近いことができるのかもしれません。
呪いの王にふさわしい術式ですね。
簡単に部下を作ることができます。
https://poporo3.com/ryouikitenkai/
祖父や両親だった場合
宿儺の術式が本命ですが、虎杖の親族の術式の可能性もあります。
虎杖が両親の記憶が曖昧なのもその術式を使った影響かもしれません。
https://poporo3.com/jyujyutukaisen-itadori/
順平にも使ったのか

呪術廻戦 芥見下々 27話 引用
順平が最後に言った「ゆうじ なんで?」というのは疑問がありましたが
順平にも「存在しない記憶」を植え付けたと考えると少し納得できます。
直前まで順平は虎杖君と呼んでいるのに、最後はゆうじと呼んでいます。
これも存在しない記憶の影響かもしれません。
存在しない記憶の内容がその回(27話)の表紙と考えるとおもしろいですね。
感想・考察・疑問をお待ち申しております。
コメント一覧 (8件)
東堂は伏黒が「ケツデカLOVE」って答えても同じ記憶が流れ込んだと思うよ…
村人さんコメントありがとうございます。
確かに東堂の場合「虎杖の術式?」ではない可能性も十分にあると思います。
東堂が全く読めないキャラなんで、どっちの可能性もありえますね。
順平、東堂の「記憶」は本人の妄想、
脹相のは虎杖の能力。
術式について五条が家電に例えているが、
虎杖のそれはドライヤーや冷蔵庫のような単一機能ではなく
例えば「高性能なスマホ」のようなものじゃないかな、速さと容量が驚異的な。
あらゆるものを受け入れ吸収する能力。
術式というよりは、
先天的な術式をもつ替わりに与えられた
後天的にあらゆるものを身につけられる
器としてのポテンシャル、
天与呪縛の一種なのかも。
呪術に目覚める前から
通常の食事と運動で一般人の数倍の効果を得るので人間離れした身体能力が身に付いた。
じいちゃんやオカ研の先輩、小沢さんのようなつまはじきになりがちな人達の良さを理解し、寄り添っていた。
理不尽な自分の運命を悲観的にならずすんなり受け入れた。
そして何より、宿儺を取り込んでも平気な懐の深さ。
そんな中、東堂と戦い強烈な妄想力に触れる事でそれを吸収し、他人に植え付ける能力として発現した。しかしそれは虎杖のこれから身に付ける特殊能力のほんの一端。
もしかしたら真人を殴れたのも、魂の輪郭を知覚していたからではなく
真人の能力の一部を吸収したからかも知れない。
「千年生まれて来なかった逸材」の能力が
記憶操作程度じゃ物足りないし
呪いの王と釣り合わない、
という思いから妄想を膨らませてみました。
村人さんコメントありがとうございます、楽しく読ませていただきました。
六眼持ちの五条が虎杖には術式がないと言っているので、虎杖に術式はないのではないでしょうか。
五条は適当なので、実は虎杖に術式があったという展開ありえそうですが。
虎杖が天与呪縛なのは初期の段階から思っていました(記事にしています)。
天与呪縛による強化が「あらゆるものを受け入れ吸収する能力」なのかもしれません。
そう考えると宿儺に耐性があるのも納得できますね。
>>「千年生まれて来なかった逸材」の能力が
記憶操作程度じゃ物足りないし
呪いの王と釣り合わない、
完全に同意です。
記憶操作は派生技と予想してます。
千年生まれてこなかった逸材である理由は必ずあると思います。
両親が関係してくるかな。
こんにちは。
106話を見直したのですが、脹相が頭を抱えだす前に宿儺が「・・・?」と反応していることから、宿儺の術式ではなく虎杖の術式のように見えます。
てけてけさん、こんにちは。
確かに宿儺の反応から見ると、宿儺の術式でなく虎杖の術式っぽく見えますね。
でも五条の虎杖には術式がないという発言と矛盾してしまうんです‥。
正直、どっちが正しいかわかりません。
虎杖には相手の思考を読み取っていると思われる節があります。
また相手の願望を叶えるという性質が虎杖にはあるように思えます。
個人的には虎杖が天与呪縛であるというのは、虎杖の性質を隠す上でのミスリードな気がします。
完全なる天与呪縛であれば呪いの影響を受けないため、確かに宿儺は取り込めます。
呪いの影響を受けないのに宿儺は表に出て来れるのかという疑問です。
洗脳能力は五条に期待され無量空処を見たことで発動できるようになったのではないでしょうか。
無量空処は無限の時間、無限の時間の中で相手との共有された時間を構築する。
藤堂に対して好きな女のタイプを答えられたのは藤堂と実際に夢の時間を共有したから。
あるいは思考を読み取ることで藤堂の願望に応えたのだと思います。
仮に虎杖の能力が相手の一番大切な人であると認識させる能力である場合。
真人に対して何故その能力が通用しなかったのかということになります。
実際、真人は虎杖の能力には掛かっていました。
真人は人の呪いであるため、一番大切な人は殺さざるを得なくなります。
人と殺し合うことが真人の願望だったのではないでしょうか。
また虎杖は宿儺に対していきなり殴りかかっています。
それに対して、虎杖に殴られるはずのない存在の宿儺は虎杖に殴られています。
温厚である虎杖の性格上、これはちょっと不自然に感じました。
これは宿儺の強者と戦いたいという願望。
攻撃を受けたいという願望の結果、そうなってしまったのではないでしょうか。
たくあんさんコメントありがとうございます。
>>洗脳能力は五条に期待され無量空処を見たことで発動できるようになったのではないでしょうか。
「存在しない記憶」関連の考察を見てきましたが、この発想ははじめて見ました。
すごくおもしろい考察だと思います。
そう考えると、五条の虎杖に術式はないの発言、脹相戦のときの宿儺の驚いたような反応とも矛盾しませんね。